「へっ?」



「無駄にしない。あたしがそのスコアブックを毎回矢田先生に届ける。そうしたら、お姉ちゃんの記録は陰ながらみんなに伝わるよね?」



「美羽…」



「だから無駄なんかじゃない!」



美羽の言葉は心にぐっときた



「ありがとう、美羽。それじゃあ、頼もっかな?」



「任せなさい」



美羽がいてくれて本当に良かったと改めて感じた



…………………………………
……………………………



「つ…次だね」



「そうだよ」



第2試合



果梨たちの番だ