「しっかし、何で他のチームの記録なんかしてんの?」



今は第1試合



果梨たちの試合は第2試合



全く関係がないのだ



「今は関係ないけど、次にあたるでしょ?」



果梨たちが勝てば、次はこの二つのどちらかと当たるトーナメントになっている



「でも、こんな事しても、誰にも見せる訳ないのに…何もしてはいられなくてね…」



「お姉ちゃん…」



「ははっ…。美羽には退屈かも知れないけど付き合ってね」



スコアブックへの記入を進める


「お姉ちゃん…」



「何?」



「無駄じゃないよ…」