クローバー




「何言ってんの?お母さんのこと気にしなくていいのよ…」



「お母さん…で、でも」



「あ゙ぁ゙ー、もうっ」



「!?」



今まで黙っていた美羽が怒り気味な声を出した



「あたしが行く!!」



「へっ?」
「み、美羽…?」



突然の発言にあたしとお母さんの目が点になる



「あたしが行くっていってんのっ。お母さんは色々と忙しいでしょ?」



「でも…あんた、部活は?」



「今はコンクールもないし、主に自主練だから…。でも、何?あたしじゃ不満なの?」



「そんなことは…」



「んじゃ、決まりね。先生これでいいですか?」



勝手に決めちゃったよ…美羽さん