「うわっ!ちょ…何すんのよ」



美羽がじたばたする



「離れなさいよ。恥ずかしいよ…」



茜の頭を叩こうとしたが…



「やばッ時間ッ!!」



茜は逃れるようにロッカーに向かって走って行った



「あんな人が姉だなんて…」



「美羽〜」



「何よ。早く行きなって」



軽くあしらおうとした



「大好きーッ」



「!?」



茜の声が響き渡る