「うわ〜、気持ちいぃ」 2階の自分の部屋 ベランダに出て夜風に当たっている 美羽はあたしの病名を聞くや否やリビングから出ていってしまった 「美羽…大丈夫かな?」 美羽のことを心配しつつ、明日のことを考える 「病院行くの午後からだから、明日片付けよ…」 空を見上げる 星たちが輝いている 「あたしの命って、あの6等星みたいに儚いのね…」 果梨…… 「おいっ」 「!?」