「ありがとう。さすが、お母さんの娘ねぇ〜」 「何が、うんって言わせたんでしょうに…」 「なんか言った?」 「何でもない。それじゃあ行ってくる」 「まぁ、もうそんな時間。パパも早くしないと遅刻しちゃうわ」 「おう。行ってくる」 「颯斗、夏休みだからってゲームばかりして」 「分かった、分かった」 白草家の朝は絶対何かと騒がしい もう慣れたけど