「…ママ…今日はいい天気?」 「ッ…うん、とってもいい天気よ。」 窓の外を見ながら、瑛奈は亜希子に聞いた。 「………。」 「ッちょっとママ、花瓶のお水変えてくるわね。」 見えもしない窓の外をずっと見つめている瑛奈… 亜希子はそれ以上声を掛ける事が出来ず、その場から逃げるように病室を出ていった。 === “コンコンッガラ” 「………。」 「…ママ…今何時位かな?」 亜希子が病室を出ていってから、少し経った頃海斗は病室の前まで来ると、意を決したようにドアを開けた。