『好きなの選べ』
悠ちゃん、素敵…。
「あたしあげれるものナイよ?」
「大丈夫、その返答、想定の範囲内」
「でも高いよ?」
「なんの為にバイト頑張ったと思ってんの?ほら、選べ」
ちょっとは遠慮してしまうよ。
店内にはカップルが多くて、店員さんに声をかけられることはない。
なにがいいかな…。
「コレとか好きそうじゃん」
「あっ、カワイイね」
「出してもらう?」
「それならこっちがいい…」
「ペア…?」
「ソレより安いよ?悠ちゃんの趣味じゃないかもしれないけど…」
出してもらった指輪。
シンプルで無難なデザイン。
でも悠ちゃんとお揃いが欲しかったから…。
「買ってやる」
「いいの!?つけてくれるの!?」
「甘やかすって言ったろ」
キュゥゥゥゥン…。
超カッコイイ…。
悠ちゃんのそういうとこ、昔から変わってないね。
『ユナ、これも食べていいよ』
『悠ちゃんのおやつなくなっちゃうよ?』
『さっき風都に取られたからユナの少ないじゃん。だからあげる』
甘やかされて来たんだね…。
悠ちゃん、素敵…。
「あたしあげれるものナイよ?」
「大丈夫、その返答、想定の範囲内」
「でも高いよ?」
「なんの為にバイト頑張ったと思ってんの?ほら、選べ」
ちょっとは遠慮してしまうよ。
店内にはカップルが多くて、店員さんに声をかけられることはない。
なにがいいかな…。
「コレとか好きそうじゃん」
「あっ、カワイイね」
「出してもらう?」
「それならこっちがいい…」
「ペア…?」
「ソレより安いよ?悠ちゃんの趣味じゃないかもしれないけど…」
出してもらった指輪。
シンプルで無難なデザイン。
でも悠ちゃんとお揃いが欲しかったから…。
「買ってやる」
「いいの!?つけてくれるの!?」
「甘やかすって言ったろ」
キュゥゥゥゥン…。
超カッコイイ…。
悠ちゃんのそういうとこ、昔から変わってないね。
『ユナ、これも食べていいよ』
『悠ちゃんのおやつなくなっちゃうよ?』
『さっき風都に取られたからユナの少ないじゃん。だからあげる』
甘やかされて来たんだね…。


