こんなに好きなのにっ!!

次の日、誰もいない部屋に呼んだユナ。



あいつはこんな幸せ味わったことねぇんだろうな…。



「甘えん坊?」

「ん~…」

「バイトお休みなの?」

「休み~…。平日にあんまり人いらねぇってさ」

「そっか。悠ちゃん、チュー…したい…」

「おいで」



ベッドの下にいたユナが上に上がってきた。



違う違う、そこじゃねぇ。



「乗れ」

「重いもん…」

「重くねぇよ」

「わっ!!」



横になる自分の腹の上に乗せたユナはそんなに重くない。



頭を下におろしてしたキス。



めっちゃ幸せ…。



「エロい顔…」

「し、してないよ…」

「髪邪魔…」

「悠ちゃっ…」

「ん~、わかってるって。痕は残さねぇよ」



こんな幸せなこと知らないなんてマジで可哀想…。



超好き、ユナ…。



「食っていい?」

「ダメ…」

「なんで?」

「明るいもん…」

「今更」

「恥ずかしいからイヤ!!」



そうですか…。