こんなに好きなのにっ!!

祥太郎はいなくて、部屋には俺と流星とマッピー。



ゲームにも飽きてダラダラし始まった。



「そういえばマッピー、しーちゃんとどうなの?」

「いい感じ」

「「マジか!?」」

「手応えはあるんだけどまた友達止まりになんないように努力中」

「さっさとしねぇから友達止まりになるんじゃねぇの?」

「そうかもな…。そろそろマジで言っちゃうかも~!!」



マッピーは幸せそうに笑っていた。



俺は…?



今の現状を抜け出せるならなんだっていい。



「朗報あるんスけど~」

「ロクな話しじゃねぇよ、マッピーの『朗報』」

「いやいや、聞いといて損はねぇよ?」

「勿体ぶってんなって」

「じゃあ教えてやろう!!倉市、ユナユナと別れた」



は…?



ユナが…倉市と別れた?



そんなことねぇよ。



あんなに仲良さげに帰ってたじゃねぇか…。



「ちなみにしーちゃん情報だから。ついでにフったのはユナユナ」

「理由は…?」



なんで急に…?