付き合いも悪くてストレスも溜まる。



琴里が悪いんじゃないってことはわかってるから何も言えない俺がいる…。



「もしも~し、今流星んちにいんだけどこねぇ?」

「行くっ!!死んでも行く!!」

「どうしたよ、大袈裟に」

「すぐ行くから」



琴里にも会ったし。



少しくらい遊んでもいいよな?



軽い気持ちで向かった流星の家。



案の定、琴里から電話が来た。



「なにしてた?」

「流星んちでゲーム」

「なんで帰ってないの?なにしてるの?誰かいるの?」

「いねぇよ…」

「何時に帰る?」

「わかんね」

「電話してね?起きて待ってるから…」



正直めんどくさい。



今の俺に自由は…ないのかもしれない…。



「ハァ…」

「ぶっちゃけウザくね?」

「ぶっちゃけ…ねぇから!!カワイイよ、琴里」

「心にもないことを…」



本音を口にしたらいけない気がするから。



そこからどんどん崩れてしまいそうで口にはできない。