「この変態っ」 思いっきり凌央のお腹を殴る。 だけど凌央はびくともしない。 「お前のパンチなんて痛くねぇんだよ」 余裕、と笑う凌央。 その凌央にドキドキする。 あたしと凌央は家がお隣さんで赤ちゃんの頃からずっと一緒。 物心ついた時からあたしは凌央のことが好き。 たぶん、これからもずっと凌央しか好きにならない。 …なーんて、凌央には絶対言えないけど。