【斗和サイド】 「あの笑顔のうさんー…… むぐっ…」 俺はあんとき爆睡してたあの女の口を押さえる。 だって、こいつ、俺の完璧笑顔がうさんくさいって。 ありえねぇー………… バレてなくとも注意してなきゃなんないなー……………… 本性バレたら終わりだから(笑) 「あ、すみません。 しゃべってたものでつい」 適当に嘘をつく俺。 そして女がはーはー言いながら振り向いた。 「ー…………」