「はぁ!!はぁ!!」

走って家に帰って

ベッドにダイブ!!!!!




布団にくるまって

「絶対にないないないない!!!!」

「あるワケがない。」

「そう。これは気のせいよ。絶対」



この日の夜は、1人呪文のように
そればかり繰り返していた。






でも残念ながらその日から
私は木村陸の事が頭から離れず
ずっと胸はドキドキしっぱなしなのです。


健斗君と仲良くなって
A組に行く事が増えたけど、
わたしは無意識に
あいつばっか見てる/////



最近ではアイツを見るために
行ってたり/////



人間ってこんな簡単に
恋に落ちるもの??



だって今までダサくて
どんくさくて嫌いだった男をだよ??




助けてくれたけど、すごいダサかったし。



ありえないって毎日呪文のように
言ってたけど、、、



実際のところは、
毎日あいつの姿さがしてる。。


なんなんだーこれは……(>_<)





美人で、おしゃれで
「学園の姫」と呼ばれる
わたし、山下果林は



ダサくて、弱くて
、取り柄もなくて、
皆からバカにされてて

「ダメ男」と呼ばれている
こいつ、木村陸が
気になって気になって仕方ないのだ(--;)