「茜ちゃん。
僕は茜ちゃんが僕を選ばなくても良いと思ってる。
茜ちゃんの幸せが僕の幸せだから。
でも許されるなら僕はずっと茜ちゃんの傍にいたい。」
水城くんは嘘じゃないよと言ってるかのように私の手をぎゅっと握っていく
私はズキンっと胸が痛んだ
あまりに水城くんの声が切なくて柔らかくて
泣きそうだったから
私の幸せが一番なんて
本当に馬鹿じゃないかと思う
だけどその一途な思いが羨ましくて眩しくて
「水城くんは私なんかと一緒に居ちゃ駄目だよ!」
私は誰かの傍にいる資格なんてない
傍にいることになったら私、自分が許せない



