狼少女と王子様

渓、海の家も凄い広いけど水城くんの家は度を越えてるというか



桁違い



まあ、凛の実家(祖父母の家)はこの倍ぐらいあるから

目を疑う程じゃないけど




あれ?私の家の広さの感覚麻痺してる?




普通有り得ないんだよね


きっと


駄目だ小さい頃から大きい?家に住んでるから分からないわ



「ねぇ、聞いてもいい?」


「何?」



私は近くにあった白いソファーに腰掛ける


水城くんもそれに釣られ青色のベッドに腰掛けた



「なんで私があそこにいるって分かったの?」



水城くんはちょっと困ったように笑う


私は首を傾げながら返事を待つ



すると水城くんは微笑んで私の傍に来る



「なんとなく、茜ちゃんがいる気がしただけ。

テレパシーでも飛んだのかな?」



私は馬鹿じゃないと言おうとしたけど


あまりに水城くんが真剣だったから



こくんっと


言葉を呑み込む