狼少女と王子様


「そんな為にわざわざ来たの?

相変わらずお人好しだね。」


「そうかもね。

だけど茜ちゃんが
好きだから。

いつでも駆けつけてあげるよ。」



ボッ


そんな音がするくらい私の顔は真っ赤になる


反則だよ



あの日に見せてくれた

本当の笑顔が目の前にあった


「ば、バッカじゃないの////。」



どうにも私はちゃんと関わった人には弱いらしい


それが例え男でも


渓や海、水城くん


三人はいつも私が弱っている時に現れて

優しくするんだ



本当の王子様みたい
そう思う時がある

本人達の前では死んでも言いたくないけど


というより言えない