葵は困惑した雰囲気で
口を開く
「ごめんなさい。私は確かに葵ですけど、
茜さんを知りません。
ごめんなさい。」
その子は嘘をついているとは思えない程
真っ直ぐに言い切った
「えっ。」
戸惑っている私を彼女が心配そうに見ている
「ごめんなさい。勘違いをしたみたいで。」
私の口から出たのは私らしくない
ごまかした笑いと台詞
彼女はそんな私に優しく笑って
「いいえ。
あ、私最上葵(もがみ あおい)
っていいます。
また、会ったら声かけて下さいね。」
彼女は私にぺこりとお辞儀をして去って行った
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