「赤ちゃん、なんで私が嬉しいか分かる?
それはね私ってのろまで
面倒くさがりだからね
怠け者~。って呼ばれるんだ。」
聞きもしない事を永遠にしゃべり続けられて
私はクタクタに疲れていく
「それでね、私もいつか
働きアリみたいな働ける人に思われたかったの。」
げんなりしている私に気づかずに
またしゃべり続ける
そんな時、この場から逃げる方法を思いついた
それは偶々通りかかった男子に声をかけること
「あ、海!一緒に帰ろう。
渓も連れてさっ。」
私は半ば強引に海を引っ張り
おしゃべり働きアリから 距離を置いていく