その細い体を抱き寄せる。 存在を確かめるように、強く抱きしめた。 「…シオリッ」 何度、この名前を呼んだだろう。 もう、会うことはないと思ってた。 忘れなくちゃいけないんだと。 でも、俺にはもう無理だ。 シオリといる毎日が、1番幸せだと感じるから。 「シオリ」 ここにいるってことは…、 俺に会いたいと思ってくれてたんだよな…?