「それは成長を早める薬が入った玉手箱という物だよ
…ほら、どんどん年老いて、そして…」
「ジュリエット!」
「ロ、ロミオ様…
貴方を置いてまさか私が先に逝く事になるとは…
けれど、いつもお傍で見守り申し上げます…」
「ジュリエット…
かぐや姫、何という事を…」
「貴方は全てを犠牲にしてでもワタクシと一緒になる事を誓ったはず…
しかしワタクシの気が変わるには充分過ぎる程、貴方には待たされた…
…これはワタクシから貴方達への餞別だよ
このまま生きて帰っても、またイングランド区と平安区の均衡が崩れる事は目に見えておる…
物語の幕は美しく閉じねばならない…
さぁ、皇子、貴方にはこの林檎を…」
「リンゴ…
まるで御伽噺に出てくるかのように、毒々しくて妖しい程の赤…
貴女からの最初で最後の贈り物という訳か…
ありがたく頂戴しよう…
姫…来世では…
…必ず貴女と…一緒に…」
「ふ、人間ごときと我々月の民の輪廻のサイクルが同調するとでも思っているのか?
やはり地球人は愚かだった…
さぁ、もう船を出して良い!
月へ帰ろうぞ」
「あぁ、そうだ…
この満月を見て、団子が食べたくなったのならば、『華道サークル主催、第1校舎1Fの甘味処”満月堂”』へこの後行く事をお勧めする!
あぁ、久々に月の空気が吸えるぞ…
ははははは、あはははは!」
…ほら、どんどん年老いて、そして…」
「ジュリエット!」
「ロ、ロミオ様…
貴方を置いてまさか私が先に逝く事になるとは…
けれど、いつもお傍で見守り申し上げます…」
「ジュリエット…
かぐや姫、何という事を…」
「貴方は全てを犠牲にしてでもワタクシと一緒になる事を誓ったはず…
しかしワタクシの気が変わるには充分過ぎる程、貴方には待たされた…
…これはワタクシから貴方達への餞別だよ
このまま生きて帰っても、またイングランド区と平安区の均衡が崩れる事は目に見えておる…
物語の幕は美しく閉じねばならない…
さぁ、皇子、貴方にはこの林檎を…」
「リンゴ…
まるで御伽噺に出てくるかのように、毒々しくて妖しい程の赤…
貴女からの最初で最後の贈り物という訳か…
ありがたく頂戴しよう…
姫…来世では…
…必ず貴女と…一緒に…」
「ふ、人間ごときと我々月の民の輪廻のサイクルが同調するとでも思っているのか?
やはり地球人は愚かだった…
さぁ、もう船を出して良い!
月へ帰ろうぞ」
「あぁ、そうだ…
この満月を見て、団子が食べたくなったのならば、『華道サークル主催、第1校舎1Fの甘味処”満月堂”』へこの後行く事をお勧めする!
あぁ、久々に月の空気が吸えるぞ…
ははははは、あはははは!」


