*松木 美穂

『朋香』達と同じ心理学専攻。
手芸サークル所属。
黒髪に緩めのウェーブをかけていて、『瑠璃子』より長く、『雫』より短い位。
両親が国際弁護士をしており、家にお手伝いさんがいる程のお嬢様。
美人だが、結構はっきりとした性格なので、高嶺の花的存在。
『朋香』の1番の親友で、『光弘』以外で唯一『朋香』が心療内科に通っていた事を知っていた。
大学1年の冬頃、『智也』と『雫』が一緒にいるのを見かける。
後に『雫』から連絡があり、『雫』との関係が始まる。


*山口 真朝

『朋香』達と同じ心理学専攻。
演劇サークル所属。
明るめの茶髪はショートで『朋香』より短い感じ。
お調子者だが人情深いので、どこか憎めないムードメーカー的存在。
大学1年の秋頃、合コンで知り合った『剛』と付き合い始める。


*大輔

『朋香』達と同じ心理学専攻。
フットサルサークル所属。
『光弘』と同じ高校から一緒に大学に受かった。
入学して3日目に『美穂』に振られている。
元気が取り柄で、明るく優しい性格。


*雄一

誠実な人柄、何でもそつなくこなす実力から、周りの信頼は厚く、同期達とは違う部署で大きな仕事を任される程だが、実は周りが1歩引いて接している事に孤独感を感じていた。
『瑠璃子』と不倫関係にあったが、決して遊びではなかった。


*剛

社会人で『真朝』の彼氏。
『雄一』の同期で、入社式の前に『雄一』と顔を合わせている。
『真朝』同様、お調子者の性格で人気者だが、『雄一』とお互いにコンプレックスを抱き合っていたと知り、後に心からの親友となる。


*溝口

『朋香』と『通』の実の父親。
大手玩具メーカー「溝口TOY・コーポレーション」の社長。
『朋香』が中学2年生の時に、『朋香達の母親』の不倫により離婚し『通』を引き取るが、妻の事も子供2人の事も愛し続けていた。
『通』の葬式では喪主を務める。


*朋香達の母親(溝口→有田→溝口)

『朋香』と『通』の実の母親。
溝口家に若くして嫁ぎ、慣れない社交界の中でも懸命に頑張っていた。
不倫の末、離婚。
『有田』と籍を入れ『朋香』を引き取るが、家の中の空気はギクシャクしたものだった。
『通』死亡時は、1人で立てない程ショックを受けていたが、『朋香』の発病により、”母親”として出来る事を模索するも、やはりどこか空回りする。


*有田

『朋香』の義理の父親で、『朋香』の事も実の子供のように可愛がっていたが、パパっ子だった『朋香』には、皮肉を込めて”お義父さん”と呼ばれていた。
『朋香達の母親』を、全ての事情を受け入れた上で守っていこうと努力した。


*望

『朋香達の母親』と『有田』との息子。