【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

私は食い入るように隆斗を見たけど、表情は変わらない。

私は「教えてくれても良いのに」と言いながらワインを呑む。



「ぶっ!;;
にゃんかくひに…;;」



私は口に入ったモノを取り出した。



「指輪だ………って、はい?;;
何で指輪がっ!?;;」



「俺が入れた。こんなに早く呑むとは…」



…え、意味がわかりませんが;;

私は指輪をつまみながら、隆斗を見た。

隆斗は指輪を拭き、私の左手の薬指に嵌めた。

どうやら、今年のプレゼントは指輪らしい。



「結婚しよう」



「うん、嬉し…………はい?」



…今、何て言いました?