【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

私が謝る素振りがない事に、父親は腹を立ててる。



「謝罪しなさい」



「何の為に?私が悪いとでも言いたいの?」



父親は普通に好きだ。

でも、人に良い顔をしたがる所は、昔から嫌い。

私は煙草を消し、「この人たちは、生徒たちからのプレゼントを壊したの――ッ!!」と、怒り任せに叫んだ。

ーーパシンッ



「――…っ」



けど、見事に頬を叩かれた。

私は涙目で父親を睨む。



「お前は高校に入ってから、聞き分けがない子になった!!
私はそんな子供に育てた記憶はない――!!!!」



父親は負けじと、私にキレた。