【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

「「「『たかちゃーん!』」」」



女子は一部の男子に歓迎されてる隆斗。

私は「どうしました?」と言う。



「今、凄い音が聞こえたけど」



「…あぁ。騒がしたんで、こうやって黙らせました(笑)」



私は身振り手振りで再現しながら言う。

隆斗は「…そうですか;;」と、安心してるのか、呆れてるのかわからない表情で笑う。



「余計な心配はさせないで下さいね」



隆斗は騒ぐ女子に手を振りながら、自分のクラスへ戻ってく。

「あれ、指輪…」なんて反応する、私が木刀を取り上げた女の子が言う。