―――朝、3時間しか寝てない私と隆斗は、瞼が完全に上がらないない中、学校へと来た。

生徒もまだ登校してない7時50分、隆斗の車で堂々と出勤。

隆斗に合わせた常備していた黒のパンツスーツを着て、ペアリングも外さないで来た。

隆斗も「生徒にバレたって、俺は構わない」と言ってたし。

一緒に職員室に入れば、ニヤニヤとした表情で迎えて来る。

粟田先生と赤星先生は、私と目を合わせない。

気にしてない私は、タイムカードを押し、席に座った。

倉敷先生は、今日も遅い。

私はデスクで入学式での役割を確認。