【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

相変わらず…いや、さっきよりも隆斗に引っ付いてる倉敷先生を横目で見ながら、私は座布団に座る。

校長にトイレに長居してた為か、体調を心配されたけど、「友達から電話が着ただけですよ」と笑った。

私は指輪をクルクルとさせながら、新生先生と、学年主任の高松ータカマツー先生と話す。

すると、「あ――ッ!!」と、新生先生が叫んだ。



「どうしたんですか;;」



私はビックリして、壁に背中をぶつけながら返事を返す。

新生先生は私を指差して来る。

…え…何;;

私の正体がバレましたか?;;

私は半泣きで、隆斗を見た。