「――菜ちゃん…姫菜ちゃん!」 体を揺さぶられ、目を開くとさゆがいた。 「…今、何時?」 「12時。みんな、運動場で“一緒にお昼にしよう”って、待ってるよ」 「あ、うん!私も今日は、手作り弁当なんだよ?食べよう!」 まだ頭がボーッとする中、私はゆっくりと起き上がり、柵を掴みながら立つ。 「知ってる。梅田も待ってるから!」 …ん? 隆斗とランチ?(笑) 「あーんて、出来るね!」 「したいの?;;」 「さゆはいつもしてるじゃん!」 さゆと靴を履きながら、私は妄想を膨らます。