「ひーめーなぁ゛ー!!(泣)」



「ひやぁぁぁぁ゛ー!!;;」



廊下の先から、私に泣きながら走って来る中池。

私は行き場を探すが見付からず、昼食を食べ終えて出て来たばかりの教室に戻り、雄志に助けを求めて抱き着いた。



「あぁ?;;」



雄志は状態が飲み込めないまま、19歳の男が泣いてる姿に、ドン引きしてる。



「離れろ」



「…あいっ」



「姫菜ぁ゛!!(泣)」



「やっぱり怖いぃ゛!;;」



私は雄志に隆斗を重ねて、必死にしがみ付いた。

…私が一体、何をした!;;

何もしてないぃ゛!!