【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

…そうね。

そうよね?

平常心、平常心。



「これで、堂々と守れる!」



「頑張って」



私は立ち上がり、雄志とさゆの間に、無理矢理、座った。



「狭い」



「煩い」



初々しいカップルの邪魔は出来ないし、私だけポツンは寂しいじゃない!

私は雄志に変顔をして、またご飯を食べる。



「梅田も呼べば、良かったんじゃないの?」



「梅田先生はー、書類を作らなきゃいけないんだってー」



「家でも一緒だし良いだろ」



「雄志君にはっ!わからないわよ…」



隆斗と一時も離れたくない私の気持ちを…!