「いっただきまーす!!」



お昼休みになり、私は雄志・さゆ・舜・真優とご飯を食べる事に。

職員用の、出前弁当を木製の古いテーブルに乗せて、手を合わせる。

中庭で食べるのは久しぶり。

いつもは教室で、みんなとワイワイ食べてるから。



「んでさぁ…、私に話って…何ぃ?」



甘い卵焼きを頬張りながら、4人を見ると、さゆが「それがさ!」と、自身の嫌いなサンドイッチのレタスを、私の弁当箱に入れて来る。

私はレタスをむしゃむしゃと噛みながら、さゆを見据えた。



「中池君、どうやら粟田先生を好きになったみたい!」



「ぅブ――ッ!;;」



けど、隣に座る真優が答え。

そのセリフに、吹き出しそうになった。