【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

「誰?君」



「小嶋先生!この子が転校生ですよ!」



「あぁ、例の中池ですね。オニダ先生」



「私はオニタ。鬼田ですよ」



…知ってます、知ってます。

煙草を消して、立ち上がる。



「88・56・70ってとこですか?」



「違う。92だ」



「言わなくて良いでしょっ!!」



一緒に立ち上がった隆斗が、私の胸を指差して否定。

意外にデカイんです。

…じゃなくてっ!!



「たんに…」



「教師同士がカップルですか」



「夫婦だけど何か!」



…人の挨拶を遮りやがって!