【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

いや、十分に噛んで飲み込んでやった。

職員室に着くと、中は白を貴重とされた、オシャレな感じで私は「うぉー…」と、感心してしまった。

ーートントンッ



「ひゃい…っ!;;」



あまりに見入ってたせいか、私は噛んでしまった。

振り返れば、「どんな声だよ;;」と言ってる隆斗。



「うー…っ…」



…会いたかった!

そして、超カッコいい!



「馬鹿か!何でいきなり泣いてるんだよ!;;」



隆斗は私の顔をティッシュで雑に拭く。

鼻水が垂れそうになった私の鼻にティッシュを添えると、「チーンっ」と言いながら、鼻水まで拭いてくれた。