【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

「あ、私。守優君の中学の同級生で、小嶋姫菜です。今は梅田ですけど」



「私は、山下芽依実ーメイミーです」



「よろしくね!」



芽依実ちゃんとソファーに座ると、隆斗がもうビールを貰ってる。

私は隆斗の足を軽く蹴り、何しに来たかを思い出させる。



「苺愛ーマイナー。俺ら呑んでるから」



「頼まれました!」



…今ので何がわかったの?

私は戸惑いながら、守優君のお母さんに手招きされて、ダイニングテーブルの所へ行き、対面状に座らされた。

仕事モードの顔付きに、思わず緊張し、私は生唾をゴクリと飲んだ。