歓迎会の場所は、教頭の行き付けらしい居酒屋。
私は隆斗にも了解を得た為、小五郎さんにメールをした。
《今日は隆斗の家に泊まる!》
《畏まりました。服は隆斗さんのマンションにありますよね?》
《うん!だから、今日はゆっくりしてねー》
《ありがとうございます》
私は怪しまれないように、校長と隆斗の車で居酒屋に来た。
帰りはお酒を呑まない私が運転する事になった。
3人で既に集まってる先生たちの所へ。
「何で、あの子が隆斗君の車で来てるの?」
「本当よ。倉敷ークラシキー先生が可哀想よ」
女って怖い。
わざと私に聞こえるように悪口を言うんだから。