「篤と付き合い始めたきっかけは?」
「中学から一緒で…、6月に同窓会があって、帰りに送ってくれて。私からお礼のメールしたんです。それから毎日、メールと電話を…」
…羨ましい…。
隣に居る人は、私のメールをシカトした事だってある。
思わず横目で睨むと、目を逸らされた。
「篤の事はどれ位、好き?」
「“どれ位”って?」
「そうだな…。私は、隆斗とずっと一緒に居たいと思った」
「私もそうです…。両親が不仲で、居場所がないと思ってた私に、武井君は、“大学に入ったら、同棲しよう”って…。だから、大学の事も…」
…篤さーん;;
君、彼女を救えてないよ;;
「中学から一緒で…、6月に同窓会があって、帰りに送ってくれて。私からお礼のメールしたんです。それから毎日、メールと電話を…」
…羨ましい…。
隣に居る人は、私のメールをシカトした事だってある。
思わず横目で睨むと、目を逸らされた。
「篤の事はどれ位、好き?」
「“どれ位”って?」
「そうだな…。私は、隆斗とずっと一緒に居たいと思った」
「私もそうです…。両親が不仲で、居場所がないと思ってた私に、武井君は、“大学に入ったら、同棲しよう”って…。だから、大学の事も…」
…篤さーん;;
君、彼女を救えてないよ;;

