【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

「雄志が浮気するから…」



「だからしてねぇだろ――ッ!!」



「煩いって!!」



…まだ反省しないの?

拳骨だけじゃ足りない?

私は頬を膨らませ、口を固く閉めながら2人を睨む。

さゆはそっぽを向き、雄志はため息を吐きながら俯く。

ため息を吐(つ)きのは私だってば…。



「……ちょっと来なさい」



ここに居てもラチが開かない。

理事長室に連れて行き、コーヒーを淹れた。

さゆは砂糖をスプーン2杯も入れ、イライラしてるのか雑に混ぜる。

雄志はブラック。

私は「何があったの」と言いながら、ミルクを入れた。