【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

…全く怖くないんだけど。

私は雄志にニコッと笑い、挑発。

ーーガラガラッ

そんな私にキレた雄志を筆頭に、全員が木刀や金属バットを持って立ち上がった。

男子も女子も、ここでは関係ないらしい。

前列に座ってた1人の女子は、机に立ち、私に木刀の先を向けて居る。



「座りなさい。女の子がやる行動じゃないわね」



私は女子を睨む事なく、平然と見上げながら言う。



「もしも止めないなら、こうするしかないわね」



ーーグイッ



「―――うわ!;;」



私は木刀を女子から奪った。

抵抗してたけど、私に敵う筈がないだろう。