「そんな事が…」



私の話に、舜は涙を流して聞いていた。

なのに、雄志とさゆが2人でごちゃごちゃ、小声で言い合い、頭を抱えてる。



「お前ら、何してんだよ;;」



隆斗が煙草を吸いながら、雄志を引っ張り、さゆから離した。



「姉貴って、慎と合コンがきっかけで付き合ったんじゃねぇの?;;」



「慎は合コンなんて行った事ないな。あいつは、志乃と付き合う前はかよしか付き合ってないな」



「これは、志乃さんの恋ばなは全て嘘だな!慎さんはタラシだけど総長で……って、梅田の事じゃない!」



「旦那に誇る部分がなかったんだな…;;」



雄志とさゆは百面相で話を進めて居た。