―――8年前の春、私は反抗期だった為、親の反対する、地元でも有名な不良校に入学した。
進学校とか、校則が硬い学校とか、もううんざりだった。
自由になりたい―…
親の縛り付けから、開放されたい―…
そんな動機だった。
私立中学に通って居た私は、オッドアイも地毛の金髪も、隠さずに通えた。
テレビで見て、密かに憧れたルーズソックスも履けて、制服だって着崩せた。
護身の為に習ってた空手のお陰で、絡まれても返り討ちに出来て、志乃と親友にもなった。
ストレスもなく、気持ちを我慢する事がない、最高の生活を手にした。

