【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

「姉貴が元カレを亡くす前?」



雄志のセリフに、私は「そうだよ」と、頷いた。

さゆは「志乃さん、理由は教えてくれないんだー」と言いながら、カルボナーラを取り皿に取る。

隆斗は「だろうな」と言って立ち上がり、キッチンに行き、お茶を持って来た。

空になってるみんなのグラスにお茶を注ぐ隆斗は話を続ける。



「俺と志乃と慎てヤツ以外、みんな死んだ…」



隆斗と一言に、みんなは手を止めた。

ここまで来たら、隠せないよね。

私は「あのね?」と、写真立てを握り締めながら、話始めた。

今でも忘れない―…
忘れられない、あの日の出来事を―――……。