【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

「先生ぇ゛ー…っ…!!」



さゆが私を呼ぶ。

私はギュッとさゆを抱き締めた。



「バレちゃったー(笑)」



「ま、2人も悪くないね。
1人を回すには、時間がかかる」



私は見下ろして来る男たちを睨みつつも、“不幸中の幸い”というモノを感じた。

さゆはまだ、縛られてただけだ。

傷はまだ浅い―…。

私はさゆの手足に何十にも巻かれたガムテープをベリッと力任せに破った。



「さゆ、外に出てなさい」



「先生、ダメだよ…っ!!
先生だけ残して出れない゛っ!」



さゆは私にしがみ着いて来る。