【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜

生徒を疑うとか、嫌だけどね。



「あいつさ…ここ5日位、なんつーかストーカーみたいなんだよ。
俺は良いけど、さゆも“誰かにつけられた”とか言うしさ…。
さゆに見張りつけたし、送り迎えしてるけど、もう黙ってらんねぇよ」



私は言葉を失った。

まるで、あの日のようだ。

もっと他に言わなきゃいけない事がある筈なのに、私は「さゆと一緒に行動はしない方が良いよ」と言ってしまった。

あの日と同じ悲劇が起こるわけないのに、私って馬鹿だ…。

私は「…や、今のは忘れて」と付け足した。

雄志は「さゆに何か起こったら困る」と言う。