【完】祝・高校教師〜彼氏を追い掛けました㊤〜




「姫菜ー?」



居残り活動1週間が経った今日、職員室に生徒たちに頼まれたポスカやマッキーを探してると、雄志がやって来た。

私は立ち上がり、「どうしたの?」と訊く。



「…それがさ、相談あるんだわ」



「…わかった」



私は欠伸してた教頭にポスカとマッキーを渡して、体育館に届けて貰うように頼んだ。

理事長室に雄志を入れ、向かい合うようにソファーに座る。



「“相談”て、薊さんの事?」



「鋭いな」



別に鋭くはないと思う。

ただ、さゆやクラスの子たちと何かあったようには見えないから、薊さんの事だと思っただけ。