外に出たら雄志を解放した。
「どうしたんだよ、姫菜」
雄志は私が引っ張ったせいで崩れた襟元を直しながら私を見た。
「誰かに告白されなかった?」
雄志を隆斗ほどではないが見上げると、雄志は「E組のアサミ?アザミ?か何かに“一目惚れした”って。で?何で知ってんだよ」と言った。
「ううん。何か、薊さん見てたらわかって」
「安心しろ。断ったから」
「それはさゆに言いなさいよ」
私は腕を組ながら空を見た。
…何もなければ良いけど。
私は雄志に「ごめん。戻って良いよ」と告げた。
「どうしたんだよ、姫菜」
雄志は私が引っ張ったせいで崩れた襟元を直しながら私を見た。
「誰かに告白されなかった?」
雄志を隆斗ほどではないが見上げると、雄志は「E組のアサミ?アザミ?か何かに“一目惚れした”って。で?何で知ってんだよ」と言った。
「ううん。何か、薊さん見てたらわかって」
「安心しろ。断ったから」
「それはさゆに言いなさいよ」
私は腕を組ながら空を見た。
…何もなければ良いけど。
私は雄志に「ごめん。戻って良いよ」と告げた。

