私を真っ直ぐ見ながら、優也は自分の気持ちを話てくれた。 無表情・無気力・無関心だと言われてた優也が、 私の前で、真剣な顔になって自分の事を話してくれてる……… 凄く人間らしい優也を見れて、私は嬉しさとドキドキさが心を包んで息が詰まりそうだ。 言葉を出したくても、声が出ない… そんな私から、返事も何も聞くつもりは無いようで、 優也は私から紙を奪うと、続きを読む。 ――――― 5.俺の家。 これで最後だよ。お母さんに会えばわかるから。 ―――――