「…それは、なぜだ?」
「ぁ、ふ、二人より適任の人がいると思います…っ。その二人は外部生ですし、どんな者かも分からないじゃないですか。そんな人たちに生徒会の皆様の補佐なんて…っ。」
確かに柴山の言う事は正論かもしれない。相沢は楓の性格を知っている。しかし、生徒は楓がどんな人物であるか知らないのだ。
「…じゃあ、俺がこの二人を補佐に選んだ理由を教えよう。
まず一つ目、この二人はお前が言ったように外部生だ。外部生は特別なテストを受けて合格しないとこの学園には入れない。そのテストは超難問、しかしこの二人はそのテストを全て95点以上で合格した。頭もいいし、使える。
二つ目、俺らに対してピーピーキャーキャー騒がねぇ。しっかり物事を冷静に判断する力を持っている。
三つ目、俺が気に入ったから。」
…なんだか三つ目はとても理不尽な気がする。
「でもそれだけじゃ、」
「こいつらにかなう奴なんていねぇ。」
まだ反抗しようとする柴山の言葉を相沢が遮る。

