四王寺学園記



「(えええええ!?ど、どういう事?私と薫が”姫”?なんで!?…だって”姫”って恋人なんでしょ!?まあ、薫は分かるけど…なんで私!?)」


「(な、んで有巣川先輩は私の事、もっとかわいい子いっぱいいるのに…でも、う、嬉しい…。)」






「わかったか、手を出したら死だ。そしてこいつらには生徒会の補佐もしてもらう。文句はないな?」








「ぁ、あります…っ!!」
誰もがはい、と頷いてしまうような絶対的な言葉に一人だけ反論したものがいた。



目のくりくりした美少女のような男の子、柴山だ。



「ぼ、僕は…っ、その二人が補佐に相応しくないと思います。」
相沢の冷淡な視線を向けられ、びくびくしながらも柴山は自分の言いたい言葉を絞り出した。