ざわ、と会場内が揺れる。
「では、ここからは会長にお願いしたいと思います。」
そう言って有巣川は隣に控えていた相沢へとマイクを手渡す。
「…3年の奴らは知っていると思うが、この学園には姫制度というものがある。」
またざわ、と波紋が広がった。しかし3年の方からはあれか…?とかまさか…。という言葉が多く聞こえる。2年1年は全く理解できていない。皆初めて聞いた言葉に?マークを浮かべている。
「あー、知らねぇ奴のために説明してやる。…姫制度と言うのはこの学園に昔からあるものだ。”姫”っつーのは生徒会役員に含まれる。詳しくは学生手帳の189ページに書いてある。」
相沢がそう言うと生徒は皆自分の生徒手帳を見る。

