突然の事に頭が付いていかなくて、楓は薫の方を向く。
「よかったね、楓。」
「うん!!」
楓は嬉しくて満面の笑みを浮かべる。
ザワッ
『え、カワイイ…。』『ヤバ…。』『何あの子、撫でくり回したい…!!』
『てか、隣の子も綺麗だね。』『美人だね。』
ガラっ
「おーお前ら全員居るかー?」
「「!?」」
なんだかホストのような人が教室に入ってきた。
恰好はチャラチャラしている訳ではないが、雰囲気がチャラチャラしている。しかし顔は良い。
「お?なんだ前野に北原。もう自己紹介中か?」
黒板の前に立っている二人を見てホストが言う。
『そうだよせんせー。』
『先生タイミング悪すぎ~。』
「そんな事言うなよ…。でももう自己紹介したんなら『まだ終わってませんー!』
「はいはーい!私質問!」
ツインテールの女の子が元気よく手を挙げた。
「彼氏いますか!?」

